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展示会お役立ちコラム

遠方の展示会に出るなら。宿泊・交通・荷物の手配と、出張費の見積もり方

地方の会社が東京ビッグサイトや幕張メッセ、インテックス大阪など、遠方の展示会に出展する。こうしたケースでは、ブースの準備と同じくらい「人と荷物をどう現地に運ぶか」が悩みどころになります。ホテルが取れない、荷物が前日に届かない、出張費が想定より膨らんだ。どれも初出展でよく聞く話です。この記事では、遠方の展示会に出るときの宿泊・交通・荷物の手配の考え方と、出張費の見積もり方を整理します。

ホテルは「出展が決まった日」に押さえる

大型展示会の会期中は、会場周辺のホテルが早くから埋まります。同じ時期に複数の展示会や大きなイベントが重なると、会場から離れたエリアでも空室が少なくなり、料金も普段より上がりがちです。目安として、出展が決まったらその日のうちに、キャンセル無料のプランで人数分を仮押さえしておくのがおすすめです。人数や日程が確定してから調整すれば問題ありません。

ホテル選びでは、会場の隣であることよりも「乗り換えなしで通えるか」を優先すると選択肢が広がります。東京ビッグサイトであれば、りんかい線やゆりかもめの沿線、幕張メッセであれば京葉線の沿線など、会場まで1本で行けるエリアを候補にしましょう。主催者が提携ホテルを案内している場合もあるので、出展者マニュアルも確認してください。

何泊必要? 日程の組み方

3日間の展示会の場合、宿泊数はブースの工法と搬入日の立ち会いによって変わります。一般的なパターンを表にまとめました。

メンバー現地入り宿泊の目安役割
責任者(1名)搬入日(会期前日)の昼4泊ブースの仕上がり確認、展示品の設置、最終日の搬出立ち会い
説明スタッフ会期初日の朝、または前日夜2〜3泊会期中の接客・説明
応援メンバー混雑が予想される日だけ0〜1泊ピーク時間帯の接客、休憩交代

全員が全日程いる必要はありません。応援メンバーを日帰りや1泊にするだけで、出張費は大きく変わります。会期中は1日中立ちっぱなしになるので、交代要員を確保する意味でも、日ごとの人数配分を先に決めておきましょう。当日の体調管理については展示会スタッフの休憩・体調管理と持ち物も参考にしてください。

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1小間のブース、いくらでつくれる?

壁だけプラン18万円〜
システムブース28万円〜
木工ブース(参考価格)72万円〜

いずれも1小間(3m×3m)・税別。照明込みで、ターポリンやパネルなどの装飾は別料金です。

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荷物は「人と別に送る」が基本

展示品やパンフレット、ノベルティを新幹線や飛行機で手持ちするのは、量が多いと現実的ではありません。遠方出展では、荷物は宅配便や運送会社で会場に直接送り、人は身軽に移動するのが基本です。送り方の注意点は次のとおりです。

  • 会場への直送は受け取り日時が決まっている:多くの会場では、搬入日の指定時間帯にしか荷物を受け取れません。出展者マニュアルの「宅配便の受け取り」の項目を必ず確認し、宛先に展示会名・小間番号・社名・担当者の携帯番号を書く
  • ホテル留めという選択肢:搬入時間に立ち会えない場合や、会期中に補充するパンフレットなどは、宿泊ホテルに送って受け取っておく方法もあります。事前にホテルへ可否を確認しましょう
  • 帰りの送り状を準備しておく:搬出日は会場内の宅配受付が混み合います。帰り用の伝票を事前に記入して持参すると、待ち時間が短くなります

搬入・搬出の時間割と持ち物は前日18時に会場は閉まる。展示会の搬入・搬出の段取りと持ち物リストにまとめています。

ブースの施工は「現地に強い会社」に任せる

遠方出展でもう一つ考えたいのが、ブースを誰がつくるかです。地元の看板屋さんや知り合いの業者に頼むと、施工チームの交通費・宿泊費や、資材のトラック輸送費が別途かかり、結果的に割高になることがあります。会場での施工に慣れた会社に依頼すれば、資材の運搬や搬入時間のルールにも対応してもらえるため、出展者は展示品の設置と当日の準備に集中できます。

参考までに、当社のかんたん見積もり「NEIGHBOR」の参考価格は、壁だけプランが1小間18万円〜・2小間28万円〜、システムブースが1小間28万円〜・2小間42万円〜です(いずれも照明込み、ターポリンやパネルなどの装飾は別料金)。どの工法がよいか迷う場合はシステムブースと木工ブース、どっちを選ぶ?もご覧ください。

出張費は「1人あたり×日数」で見積もる

社内で予算を通すときは、出張費を小間代や装飾費とは別の項目として計上しておくと、あとで「思ったより高くついた」となりにくくなります。見積もりの考え方は次の式が目安です。

  • 交通費:往復の運賃 × 人数(応援メンバーは往復回数に注意)
  • 宿泊費:1泊あたりの料金 × 泊数 × 人数。会期中は通常料金より高めに見積もる
  • 現地の移動・食事:日当や実費 × 日数 × 人数
  • 荷物の送料:往路と復路の2回分

たとえば責任者1名4泊、スタッフ2名3泊の場合、延べ宿泊数は10泊になります。人数と泊数を表にしておけば、上司にも説明しやすくなります。稟議の書き方は展示会出展の社内稟議の通し方、自治体の出展支援を探すなら展示会に使える補助金・助成金の探し方も参考にしてください。旅費が補助の対象になる制度もあります。

よくある質問

Q. 遠方だと、ブースの打ち合わせのために何度も上京する必要がありますか?

A. 現在はオンライン会議と図面・パースのデータのやり取りで進めるのが一般的で、現地で会う必要はほとんどありません。色味が気になる場合は、出力サンプルや素材見本を郵送してもらう方法もあります。

Q. 飛行機で行く場合、展示品は預けても大丈夫ですか?

A. 精密機器や替えのきかない試作品は、預け荷物にすると破損や遅延のリスクがあります。機内持ち込みの制限(サイズ・重さ・リチウム電池など)を確認し、持ち込めないものは梱包を厚くして運送会社で送るのが安全です。

まとめ

遠方の展示会は、ホテルの早めの仮押さえ、メンバーごとの日程の分け方、荷物と人の別ルート、この3つを最初に決めておくと準備がぐっと楽になります。出張の段取りが見えれば、あとは地元の展示会と同じようにブースと当日の準備に集中できます。全体の段取りは初めての展示会出展、申込から搬入までの逆算スケジュールと合わせて確認してみてください。他の会社がどんなブースで出展しているかは施工事例でもご覧いただけます。

東京フィルムアートでは、初めての出展でも安心の展示会ブース装飾サービスを提供しています。イメージ図を選ぶだけで概算見積もりがつくれる「NEIGHBOR」もぜひご活用ください。

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